ある日突然、様々な要因から「一緒にいられない・・・」「このままでいいのか・・・」と感じてしまう。
もし、本当に悩んで、そう感じているのであれば前向きに生きて行くために「離婚」という選択肢を選ぶことも必要かもしれません。
たった一度の人生を決めるのは、友人でも親でも配偶者でもなく、ご自身だからです。
近年、婚姻件数は減少傾向にも関わらず離婚件数は増加傾向にあります。特に熟年離婚の増加が目立ちます。熟年になってからの離婚の場合、専業主婦として家事に従事してきた女性が新たな職につけないなど、経済的な不安も多くあるかと思います。また、年金についても日本の厚生年金制度の関係から就業期間の短い女性は不利になりがちでした。夫が外で働けるのは妻のサポートがあってこそ。女性の給与所得が少ないのは家事や育児に追われて男性並に働きたくても働けないという事情が往々に存在しています。
こうした様々な背景から、婚姻期間中に築いた財産や支払われた年金は夫婦の協力に基づいてできた物とされ、離婚の際には分配の対象と成り得ます。(※年金については平成19年、20年からそれぞれ施行)
ただ、離婚については上記に挙げる財産分与や年金分割の他、慰謝料、養育費、親権など様々な問題をクリアする必要があります。
不利な条件で離婚協議書や公正証書にサインをしないよう注意をしてください。
新しい人生をスタートさせるには、しっかりとした準備(生活)が必要です。
行動を起こす前にご自身の今と今後をイメ-ジし、冷静に判断して下さい。
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